ブログ49 【書き下ろし】 「♪ロール・オーバー・MCI!」 体操、脳トレ、レクリエーションで認知症をブロック!(2026年10月記)

書き下ろし
タイトルカット 拙宅近くを走る国道1号線静清バイパス。静岡と清水、そして東名間、東阪間をつなぐ人流・物流の大動脈です

前々週のしずてつ電車まつり、前週のJR東海グループSCショッピングセンターの〝地元鉄ちゃんネタ2連チャン〟を挟んで、今週1本目は再びシニアの健康づくり。当地、静岡市が力を入れるのが「MCI予防プログラム」です。

MCIって何? フルネームはMild Cognitive Impairmentマイルド・コグニティブ・インペアメント。マイルド「軽度」、コグニティブ「認識の(認知の)」、インペアメント「機能障害」で、続けると「軽度認知障害」になります。

シニアの皆さまなら「う〜ん、名前思い出せない。あれだよあれ」の経験、あるあるかもしれません。

私がファンの音楽評論家・安田謙一さんの著書に、「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」(2012年、プレスポップ刊)があります。名前思い出せなくても通じればOK。認知症、的確に予防すれば恐れるに足らずです。

「ロール・オーバー・ベートーヴェン」(邦題は「ベートーベンをぶっ飛ばせ!」、オリジナルはロックンロールのレジェンド、チャック・ベリー。ザ・ビートルズもカバーしてます)ならぬ、「ロール・オーバー・MCI!」(=「軽度認知障害をぶっ飛ばせ!」)で、いざブログ本編。

古希の私、思い出せず理解できない(泣)

静岡市は今年8月、認知症予防のための「静岡型認知症・MCI予防プログラム」を開発したとのことで(私としては、開発というより考案の方がピタリきますが)、地元公民館の体操教室で、2週にわたってセミナーが開かれました。

まずはMCI、どんな症状なの? 主な兆候は、①記憶障害、②時間の見当識障害(「♪今何時?」、ご存じサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」です)、③性格変化、④話の理解困難、⑤意欲の低下――の5項目。私の場合、当てはまりそうなのは①と④でしょうか。②もチョイあります。

名前思い出せない「なんとかズ」(by安田さん)、日常です。話の理解困難度は加齢性難聴にリンク。NHK大河や朝ドラは、半分ぐらいしかストーリーに着いていけません。 

改めて私の近況、今年5月の静岡移住を前に年度末の3月で、ライターの仕事からは月刊誌1誌を残して引退(実は戦力外?)。転居以降、ライターとして取材したのはブログ25「国際鉄道模型コンベンション(JAM)」、ブログ28「アンビエント京都」だけで、仕事レベルで会話の機会はめっきり減りました。

家でテレビやYouTubeばっかり見ててもMCI加速させるだけなので、私なりの予防法。特効薬ではありませんが、最近は買い物でもレジでプチ会話するようにしています。

10月17日のしすてつ電車まつり、ブログ43のA3000形電車トリビアは会場での立ち話でネタを仕入れました。

帰りにブログ39のマークイズ静岡の書店に寄って雑誌を買いましたが、店員さんとの会話で谷島屋書店は1872年創業の名門、ルーツは浜松市にあることを知りました。外出して会話すると、脳が活性化され知識が広がります。

⑤の意欲低下、そのうちダウンしそうだけど今のところは持ちこたえてます。71歳で移住したのは、清水の舞台から飛び降りるほどの決断。意欲ないとブログ続けられません(MCIにならないためにブログ書いてるともいえますが)。

変則指折り、一人じゃんけんで脳トレ 

参考にならない自分の話ばかりで申しわけありません。話戻して、静岡市のMCI予防メニューは次の3項目。①運動、②脳トレ、③レクリエーション――の〝三銃士〟です。

私が「しぞ~かでん伝体操」で週2通う地元公民館。体操教室は時々、体力測定や理学療法士(リハビリの先生)による健康講座が開かれます

①の運動は、着座での軽体操。ブログ40で昭和歌謡体操をご紹介しましたが、ほかに各地のオリジナル体操、ラジオ体操といろいろあります。

話飛びますが、今月から始まったNHK連続テレビ小説「ブラッサム」のタイトルバックで、主演の石橋静河さんが披露するダンス。自由に踊る「コンテンポラリー・ダンス」は、手の動きだけだとシニア体操を連想させられます(この部分、失礼があればご容赦ください)。

②の脳トレは、脳を混乱させて老化を防ぎます。脳には「働いて働いて働いて働いて働いてもらいます」(by某総理)。

簡単にできる脳トレいくつか。両手の指を折って1から10まで数える。これは簡単です。次にどちらの手でもいいので、指を1本最初から折って同じように数える。案外難しいですね。

「一人じゃんけん」もあります。左手がグーを出したら右手はパー、左手チョキなら右手グー。右手は左手に勝つようにあと出しします。しばらく続けたら、左手勝ち、右手負けに変えます。

ほかにもシニア向け脳トレ、いろいろあります。

お勧め! ボッチャとモルック 

③のレクリエーション、何人かでやる簡単なゲームです。体操教室で体験したのは「新聞紙ちぎり」。新聞を細長くちぎって、誰が一番長いか競走します。

ほかにも「新聞丸めて玉入れ」、「スリッパ飛ばしゲーム」、「1分ピッタリ当て」(ストップウォッチを見ないで1分ピッタリで止める。TVバラエティーでも時々やってます)などバーションあれこれ。とにかく盛り上がります。

私がお勧めのMCIブロックゲーム2選。移住前に千葉の公民館でやってた「ボッチャ」と「モルック」です。

ボッチャのイメージ画像。今月開催の第5回アジアパラ競技大会(2026愛知・名古屋アジアパラ)では、ボッチャ競技が名古屋市総合体育館(レインボーホール)で開かれ、日本のほか、タイ、インドネシア、韓国、中国、香港などの出場チームが熱戦を繰り広げました

2チームで競うボッチャ、イタリア語のボールが語源だそう。最初に白い目標球(ジャックボール)、次に赤と青のボールを各チーム6球ずつ投げてどちらが目標球に近いかで勝敗を決めます。パラリンピックの正式種目にも採用されます。

モルックはフィンランドで生まれた投擲とうてきゲーム。先端を斜めに削った木の棒に1~12の数字が書かれ、プレーヤーは気の棒を投げて得点(倒した棒に書かれた数字の合計)を競います。面白いのは50点ちょうどであがり・・・、50点オーバーは半分の25点に戻る〝すごろく方式〟です。

このほか、日本発祥のシニアスポーツ定番・ゲートボール、各地で盛んになっている健康麻雀と、MCI予防方法たくさんあります。

ラストは、ネットで見付けた認知症予防の金言。「会話ははしょ・・・らず丁寧にしゃべる」(=「あれ取って」じゃなく「新聞取って」とフルネームで話す、byスポーツトレーナーの永井正彦さん)。話すのも書くのも一緒。本ブログ、はしょ・・・ることなく丁寧に書きます。

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