
2026年の今は説明不要になった「ユーチューバー」。小学生の就きたい仕事がユーチューバーって聞くと、オールドメディア(2025新語・流行語大賞候補)の私 、「YouTubeへの投稿ってホントに仕事なの?」って突っ込みたくもなります。
9年前の本ブログ、当時は時代のトレンドだった「働き方改革」をキーワードに、コラムとしては比較的新し目のテレワークやユーチューバー、インスタグラマーを取り上げていました。

最近、テレビや新聞で「働き方改革」の言葉よく見掛けますね。
日本は2005年に人口がピークを迎え、あとは右肩下がり。2010年に1億2800万人だった人口は、2050年には1億人を割り込むと予想されます。
「どうしよう、クルマが売れなくなる」、「2050年には生きてないから、まぁいいか」。どちらも正解ですが、少子化で働き手が少なくなると経済は縮小します。
それを補って、社会の活力を維持しようというのが働き方改革。女性やシニア(高齢者)にも、大いに働いてもらおうという趣旨の政策です。
ネットがオフィスのテレワーカー
働き方改革の実効策はゴマンとあるのですが、代表例としてテレワークを取り上げました。
テレ(電話で)ワーク(働く)っていっても、「母さん、おれおれ。会社の支払金なくしちゃって……」じゃありませんよ。
テレはインターネット。オフィスに出勤しないで自宅や共同オフィス、ネットカフェで仕事するのが「テレワーク」、そうした働き方をする人を「テレワーカー」と呼びます。
テレワークはれっきとした国の施策です。
自宅で仕事できれば,子育て中のお母さん(主夫のお父さんも)や両親を介護する人も働けます。
政府では、主に国土交通省が政策を担当。今年(2017年)のテレワーク人口実態調査がまとまったばかりです。
ところでテレワーカーは、いったい何人いるのか。今年の調査では良く分からないので、2014年度データを引けば、自分のオフィス以外で一定時間仕事をした人は全国1100万人、このうち主に自宅で仕事した在宅型は550万人と推計しました。
総務省統計局のデータでは日本の就業者人口6500万人とあるので、6人に1人がテレワーカーというのはやや多過ぎる気も。
ただ、自宅で仕事する自営業やフリーランサー(昔の言い方は自由業です)は全員テレワーカーともいえるので、案外妥当なのかもしれません。
電車の中でも仕事の 〝モバイル型〟
国交省の調査は、毎年ちょっとずつ項目を変えます。今年は全国4万人への基礎調査で「テレワークした」と回答した5673人を追跡しました。
その結果、テレワークのタイプ別割合は在宅型47.1%、サテライト型51.0%、モバイル型51.7%(複数回答)になりました。
サテライトは共同オフィスやネットカフェでの仕事、モバイルは小型パソコンやタブレット端末、スマートフォンでの仕事を表します。
最近電車に乗ると、ひざの上にパソコンを置いてキーボードをたたいてる人、スマホの画面を一心不乱に読んでる人を見掛けますが、これがテレワークだったんですね。
移動中も仕事なんて「あんたはエライ!」(byコメディアンの故小松政夫さん)。でもホントは、ゲームやってるだけかもしれませんけどね。
国交省の調査結果を延々書いても面白くないので、ここからテレワーク時代ならではの新しい働き方を披露しましょう。
「ユーチューバー」、 「インスタグラマー」っていう、ネットが生んだ〝新しい職業〟が脚光を浴びています。
仕事場は「ユーチューブ」と「インスタグラム」
ご存じの方も多いでしょうが、YouTubeは動画、インスタグラムは写真の投稿サイトで、見たい項目を検索すれば希望の動画や写真がほぼ確実に見られます。動画や写真は誰でも投稿できます。
ユーチューバー、インスタグラマーはYouTubeやインスタグラムに投稿する人のことです。

でも閲覧は無料なので、投稿だけで収入は得られません(閲覧数に応じた広告収入は得られますが)。それでは、なぜ投稿が仕事なのでしょうか。
特定の投稿者の作品を必ず見るのが「フォロワー」です。人気者投稿者の場合、「フォロワー200万人」も珍しくありません。
サイトは無料、現物の書籍やDVDは有料なので単純に並べられませんが、見掛け上は200万部売るベストセラー作家と同じ。
となれば、目ざとい企業は放っておきません。人気ユーチューバーやインスタグラマーには動画や写真の制作依頼、販売促進やキャンペーンへの参加、アドバイス、テレビ番組へのゲスト出演といった仕事が舞い込むのです。
私が取材した、ユーチューバーやインスタグラマーのトークショーに登場したのは、ユーチューバーとインスタグラマーあわせて4人。
吉田ちかさんは英会話、ジェットダイスケさんはデジタル家電など得意分野を持っています。
4人とも趣味が高じてユーチューバー、インスタグラマーが本業に。今はテレワークで生計を立てますが、全員が「最初は8ヵ月間受注ゼロ」などの〝生みの苦しみ〟を乗り越えたそうです。
要は腕次第。あなたもユーチューバー、インスタグラマーを目指してみては……。
2026年10月追記 9年前のユーチューバーコラム、言葉そのものが定着していなかったせいか随分控え目に書いていますね。同時登場のインスタグラマーは今やほぼ死語(?)。インフルエンサーの呼称に変わりました。
当時、第三者的な目で見ていた私は、今や(一応)インフルエンス(=影響)を与えられないインフルエンサー。「静岡発 日々是好日」が社会に影響を与える可能性もある(「ほぼなし」by陰の声)ことを自覚して、ブログ続けます。

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