ブログ10 【書き下ろし】  人生の分岐点!? 定年退職前後を改めて振り返る 静岡県への移住者が参考にしたのは公的情報と先輩移住者のブログ!(2026年7月記)

書き下ろし
タイトルカット 三保の松原と富士山(三保の松原は静岡市清水区です)

私は今年、千葉から静岡に移住しました。思い起こせば、移住を決断した直接+間接のきっかけが2019年の定年退職。東京の会社への通勤圏で暮らす必要性から解放されました。

移住をキーワードにした本ブログ4回目、ささやかな経験ですが、私の定年退職前後の記憶をたどりながらポイントを記してみます。前回ブログ後に見付けた、静岡県移住者の方の情報ゲット手段もご案内します。

毎日が日曜日

私が社会人になる少し前、1975年にある新聞連載小説が大きな話題を呼びました。故城山三郎さん(1927~2007)の「毎日が日曜日」。現代も読み継がれる経済小説永遠のベストセラーで、翌年に単行本化。テレビドラマ化もされました。確かNHKの夜ドラで、視聴した記憶もあります。

「毎日が日曜日」。主人公は東京の本社から地方支店に移動させられた(早くいえば左遷させられた)商社マンです。当時、左遷の意味もよく分からなかった私は、何となく定年後の日々を「毎日が日曜日」としてテレビを見ていました。

半世紀前、定年退職は人生のはるか先で、到底思い描けるものではありません。そして定年後が思い描けないというのは、私にとって定年退職日(65歳の誕生日を迎えた2019年7月末の退職日)まで続いたのでした。

日本のサラリーマンの多くは、定年退職が間近に迫ると残っている有給休暇を消化するため長期休暇に入る慣行があるようです。

私の場合も休暇を取るかどうか聞かれたのですが、会社に既に不要とみられているように思える質問にいささかカチンときたので、退職前日まで普通に働き続けたのでした。

ここで、日本企業の定年制度に関する豆知識。私が社会人になって間もない1980年代、それまでの55歳定年が60歳に引き上げられました(当初は努力義務。1990年から完全義務化されました)。

その後段階を踏んで、現在は65歳までの(再)雇用が義務化。少子高齢化社会を迎えて人手不足がささやかれる中、近未来には70歳定年が現実化しようとしています。

もちろんその裏には(といっても誰もが知ることですが)、シニアに長く働き続けてもらい、年金支給額を抑制したい国の思惑があります。

皆さまは、何歳まで働きたいと考えていらっしゃいますか。「1日も早く辞めたい」、「長く働き続けたい」。思いは人それぞれでしょうが今の日本、「定年後は悠々自適」はかなり夢のまた夢のようです。

パソコンとスマホ、それにネット環境(=WiFi)さえあれば始められるのがブログのいいところ。自分へのご褒美(「意味不明」by陰の声)でブロガーになりましょう

旅行、テレビ、グルメ……

私の場合、初回ブログのように定年退職してやることなし、行き場なしになって初めて定年後を初めて真剣に考えたのですが、当然ながら備えあれば憂いなし。事前準備すれば即実行に移せる……かもです。

経験からのヒント。もしも定年後にやることが決まっていなかったら(当然、会社の規程などに触れない範囲ですが)、仕事先や先に退職した先輩などに状況を話してアドバイスを求めましょう。

もう少し具体的に、これも状況が許せばですが、会社のメールアドレスだけでなく、個人宛にも情報(私の場合、主に企業の発信するニュースリリース類)を送ってもらい、退職したとたんの情報ロスを回避しましょう。もちろん情報持ち出しは絶対アウトですけど。

さらに、有力な情報ゲット手段が首都圏なら東京ビッグサイトなど、関西圏ならインテックス大阪などで開かれる数多くの展示商談会です。興味ある展示会で出展者と名刺交換。〝定年後にやること〟を見付け出すのもGood jobでしょう。他人には頼れない。自分の道は自分で見付けましょう。

展示商談会風景。会場では多くのセミナー(講演会)が開催、終了後には名刺交換の場が設けられ、情報ネットワークを広げるのに有効です

話が少し重くなったのでここで一服。「定年後の過ごし方」でネット検索すると情報がゴマンとヒットします。例えば、大手クレジットカード会社・クレディセゾンの「定年後のおすすめ過ごし方ランキング」(2025年6月発表)によると……。

①旅行、②テレビ/ドラマ、③グルメ、④映画、⑤読書――がベストファイブ。なるほど……ですね。いずれも現役時代はなかなか時間が取れなかったことばかり。旅行や映画は、平日が有効に使えるのがメリットです。多くの映画館には「シニア割」の料金特典があります。

しかしよくよく考えれば、いずれもしばらくやったら飽きちゃいそうなことばかりのような。せっかく旅行や美味しいレストランに行ったら、記録に残しましょう。昔なら日記、今はブログ。そんなわけで、私はブログを始めたのです。めでたし、めでたし。

自分へのご褒美はキャンピングカーならぬブログで  

と締めては本ブログが終わってしまいます。「静岡発 日々是好日」に至るのはもう少し先。私が退職して真っ先にやったこと、それは体のケアです。詳しくは次回ブログで。

ところで、定年前後にいくつか聞いたセミナーで印象に残った教訓。退職金をもらって気が大きくなるせいか、「豪華クルーズ船で世界一周」、「キャンピングカー購入」と〝自分へのご褒美ほうび〟に大枚はたいちゃう方、いらっしゃるようです。これは定年後にお金で失敗するモデルケースとか(?)。

ネットを見たら、同じような定年退職の失敗談が30件ぐらい並んでたのでこれ以上書きませんが、いずれにしても冷静になりましょう。

ラスト200字ちょっとですが、移住を考える皆さまに参考になりそうミニ情報を。静岡県による「2024年度、移住に関する調査」です。2024年8月、静岡県への移住を考えた人517人(移住者273人、検討者185人、断念者〈=移住しなかった人〉59人)にヒアリングしました。

結果をワンポイント。静岡移住で参考にした情報はトップが「自治体や公的機関、民間のホームページ」、そして2位が「移住者のブログやSNS」だそうです。

本ブログで移住を考える方がいらっしゃるかもと知れば責任重大。これからもリアルな静岡移住ライフをお届けします。

コメント

  1. nyokljsxll より:

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