ブログ16 【書き下ろし】 移住先で「♪友だち100人できるかな?」 お金や人間関係、シニアが不安に思うこと 一緒に考えましょう(2026年8月期)

書き下ろし
タイトルカット 今年7月の第73回「安倍川花火大会」(会場から2㎞ほど離れた自宅ベランダで撮影)

今年5月、千葉から静岡に転居した中の人が、世の森羅万象をユル~く発信する「静岡発 日々是好日」です。今回、取り上げるのは私のように定年退職を機に移住しようと考える方必見の情報。ネットで見付けた「オカネコ 退職金に関する調査」です。

オカネコ(〝御金子〟じゃないと思いますが)は、家計診断をはじめお金に関するもろもろの相談に乗るネットサービスのネーミング。運営企業は東京に本社を置く「400F」(フォーハンドレッドエフorフォーエフ)というスタートアップ(ベンチャー)企業で、業種としてはフィンテックとのことです。

フィンテックって何? 金融(ファイナンシャル)+技術(テクノロジー)の造語で、400Fの創業は2017年……と続けると、ご覧の皆さまにネットサーフィン(ほぼ死語ですが)でスルーされてしまいそうなので、イントロはこの辺で。



大企業の大卒で平均2139万円


話に入る前に、6週目の今回からタイトルカットとアイキャッチ画像(トップ画像)を変更します。

初回から先週まで、タイトルカットは「三保の松原と富士山」、アイキャッチ画像は私も静岡で参加する「しぞ~かでん伝体操」(近日中に紹介します)のアシスタントキャラ「パルちゃん」(Jリーグ・清水エスパルスのマスコット)でした。代わる2代目は、「安倍川花火大会」と「静鉄電車」にお願いします。

「退職金」で無料画像サイトをググったら見付かったのがこの1枚。生命保険会社のサラリーマン川柳コンテストでは「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」なんて句も入選しています



(話を戻して)オカネコの調査は昨年8月、退職金を受け取った(受け取る予定)の全国242人が回答しました。

話の前に退職金、一体いくらもらえるの?  オカネコのリリースにデータがありませんので、ネットで調べると「大企業の平均支給額2139万円(厚生労働省調べ、大卒2022年度)」とヒットします。

多いのか少ないのか。ご記憶の方も多いと思いますが、2019年ごろ「老後2000万円問題」が物議をかもしました。

金融庁金融審議会が試算した、「老後30年間、安心して生活するのに必要な資金は2000万円」。ところがこの数字、世間に「公的年金だけで人生100年時代は生きられない」と受け取られ、政府が大炎上しました。

私の場合、42年間勤めた新聞社は大企業でなく、退職金は厚労省のデータに全然届かなかったのですが(涙)、注目すべきは額の多寡でなく考え方のように思えます。

「退職金○万円もらっても、ローン返済に○万円、旅行に○万円、貯金に○万円」って考えると……う~ん、気が滅入りますね。

こんな方、退職金で「キャンピングカーや豪華クルーズ船バーン」(前回ブログご覧ください)よりはるかに堅実です。

だからこそ、「♪未来はそんな悪くないよ」(ご存じAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」)って考えて、退職金の使い道でなく、退職後を人生設計した方がよほど前向きに思えます。



退職金でホントに老後暮らせるの?


中の人=ブロガー本人も自覚する点ですが、なかなか本論に入らず恐縮です。

オカネコの調査では、「退職金の使い道に不安あり」が53.3%で、「不安なし」の46.7%をやや上回りました。

それじゃ退職金の何が不安なのか。上位には、①老後資金として足りるのか、②投資や運用で損をしないか、③何から手を付ければいいのか、④貯金以外の選択肢が不明、⑤贈与や相続について知りたい――が並びます。

要は会社のために「働いて働いて働いて働いて働いた方」(by某総理)ほど、やることがなくなると、何をすればいいのか分からなくなって心配になるのでしょう。

退職者全員に共通する万能の答えはありません。しかし、何もしないのは一番よくありません。移住でもブログでも(実は私)、少しずつ行動を起こしましょう。

オカネコのリリースは、「退職金に関する情報やサービスで役立つものは?」の質問が続きます。

こうした企業による調査ものの常として、自社サービスに話題を誘導するトーンも感じられなくないので、本ブログでの紹介は見送ります。続きを知りたい方はネット検索お願いします。

それにしてもオカネコの調査、一般紙から経済紙、ネットニュースに至るまで、10媒体以上に取り上げられました。退職金のこと、みんな知りたいんですね。

退職金はスポーツ選手の契約金と同じで、サラリーマンにとって一生1回(多分)手にできる大枚。後悔しないように使いましょう(「言うはやすし行うはかたし」by陰の声)。


地方にはないの?「適度な距離感」

移住したい隠れ1位(?)が「世界遺産白川郷」。岐阜県白川村は人手不足解消策の一つとして移住者を募ります

お金の話はここまでにして、シニアが感じる不安、ほかにもいろいろあります。

話題を移住に絞れば、第一に転居先の人間関係の壁。都会の「適度な距離感」は地方では通用しません……とネットには書いありますが本当か。流行の表現を使えばこの手の話、私には〝相当盛ってる〟と思えちゃうんです。

「移住の心配事」で検索すると、「草刈りや祭り、自治会といった地域活動に参加しないと、地方での静かな暮らしがやがて『孤独な孤立』に変わっていく」と、不安をあおるような表現が出てきます。

移住先で自分の殻にとじこもればそうなるかもしれませんが、少なくとも常識を持って地域に溶け込めば、周囲も歓迎してくれるはず。

私も静岡では、ひざ人工関節のリハビリを兼ねて近隣の公民館で開かれる週2回の「しぞ~かでん伝体操会」に毎回参加します。

体操会で、「♪友だち100人できるかな?」と言いたいところですが、私以外は全員シニア女性。静岡の高齢男性は全員「孤独な孤立」なのって思ったりしますが、これが〝しぞ~か流適度な距離感〟なんでしょうね。

ところで、静岡人は「しずおか」と発音しない。「しぞ~か」なんです。

パソコンで「しぞ~か」と入力すると、「静岡」に変換……されません。移住ブログ、今回はここまで。次回は前回ブログで紹介した、膝人工関節手術後のリハビリを披露したいと思います。

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